水野伸子様より

4番目に届いた応援メッセージです!

クラブを始めた頃と重なるので13年以上も前となるでしようか?その頃、この度メッセージ賜りました水野伸子先生に出会いました。以来先生のもとで仕事もさせて頂き多大なアドバイスを賜わりました。今こうしてクラブが続けられるのも水野先生の導きと無関係ではありません。

先生は長年日本の子供達のリズムについて国内外で研究発表されています。このメッセージは全て先生の研究からくる力強いお言葉であることを改めて感じます。

〜〜〜メッセージ全文〜〜〜

ー子どもは日本語でまるごと育つー

子ども達が遊びの中で無意識のうちに自由に創作する唄は、日本語の抑揚を基にした高低やリズムから作られます。西洋音楽(西洋の音楽様式で作られた音楽)を生活の中でシャワーのように頻繁に浴びているにもかかわらず、音楽的感覚の源に母語があるのです。子ども時代に「日本語で考える」「日本語の感覚で音楽的感性を磨く」ことを十分に経験することは大変重要であり、多様な思考や音楽を受け入れる基盤となります。このような意味から、伝統音楽に根差す「犬山こども長唄クラブ」の活動は大変貴重であり、応援いたします。

愛知東邦大学 教授 

水野 伸子(博士(音楽学))

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