唄と舞と

大学時代に出会った、世界146か国の民族音楽の映像を収めた
「音と映像による世界民族音楽大系」。

その英語タイトル
The JVC Video Anthology of World Music and Dance
を知り、音楽と踊りが世界において不可分のものであることを改めて感じました。

民族音楽の視点に立つと、それはあまりにも当たり前の構造です。
音と動きがひとつであるという、ごく素朴で根源的なかたち。

そうした前提に立ち返ったとき、音楽だけを切り離して捉える感覚は、むしろ特別なものとして見えてきます。

バロック音楽に夢中だった頃には、クラシックバレエの源流であるバロックダンスの講座を求めて歩いたこともあります。
メヌエットやガヴォットのステップが、音楽の一拍一拍と密接に結びついていることを体感する中で、音と身体の関係をあらためて見つめ直すことになります。

音楽と踊りが分かれて発展してきた西洋の中にも、本来は一体であった関係が確かに息づいています。

日本においても、長唄は、歌舞伎や舞踊とともに育まれてきた音楽です。

音と身体の関係をあらためて見つめることは、表現を深く理解するための大切な入口になります。

長唄を唄う子どもたちにとっても、
音を身体で感じる体験が、新たな気づきにつながることを願っています。

春のイベント、日本舞踊体験会に初めて挑戦します。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です