稽古の様子を動画に

クラブを始めて以来,長い間稽古の様子を観察していました。

子供たちはどうやって長唄を唄っているのか,長唄のどこを面白いと感じるのか・・・

そこの大きな原因は「まねっこ」にある,と。

子供は真似ることが日常であり,いわば模倣は得意としたスキルです。

だから長唄に限ったことではなくどんな音楽でも真似することができます。

でも長唄は真似ただけで長唄の音楽としてでき上がってしまう。なぜ?

これが他の国の音楽であれば,わずかな習得時間ではその音楽の表面だけしか真似ることはできない,という私の教育の経験から,その理由は謎めいています。

今回稽古の様子を動画にまとめてみました。といっても敢えてノンカットで収録。

子供たちの真似っこの凄い所を見て欲しい,ということもありますが,この指導の意味を考察する来週の学会発表で参考資料として用いたく作成しました。

日本語を使うってなんでもないようで,音楽の凄い能力が発揮できるものです。


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